【次回展】夢みる!歌麿、謎めく?写楽—江戸のセンセーション

蔦屋重三郎プロデュースの喜多川歌麿と東洲斎写楽を中心とした浮世絵作品約100点を一挙に出陳!

 

経済学者でかつて慶應義塾の塾長(代理)を務めた高橋誠一郎が収集した、「高橋誠一郎 浮世絵コレクション」を紹介する展覧会を開催いたします。
高橋コレクションの公開普及事業として2回目の開催となる本展覧会では、江戸時代後期を代表する浮世絵師、喜多川歌麿と東洲斎写楽の二人に着目しました。美人画の名手であった歌麿と、役者絵で名を馳せた写楽の浮世絵を主役に、二人の版元・蔦屋重三郎の関連資料や、同時代に活躍した他の絵師たちの作品も併せて紹介します。
また、今回は写楽の極めて貴重な浮世絵版画を借用し、高橋コレクションとともにじっくりと鑑賞いただけるような空間を創出しています。美人画と役者絵の競演をお楽しみください。

 

 作品:(右)東洲斎写楽画「市川鰕蔵の竹村定之進」寛政6年(1794)、大判錦絵(後期展示)、慶應義塾蔵
・・・/(左)喜多川歌麿画「高島おひさ」江戸時代後期、大判錦絵(前期展示)、慶應義塾蔵

  • 日付

    2025年6月3日(火)〜7月2日(水)[前期]

    ・・・/7月7日(月)〜8月6日(水)[後期]
    11:00–18:00 土日祝休館
    特別開館|6月21日(土)、7月12日(土)、8月2日(土)
    臨時休館|6月23日(月)、7月3日(木)、4日(金)

    ※会期中に、一部作品の展示替えを行います。

  • 場所

    慶應義塾ミュージアム・コモンズ(三田キャンパス東別館)

  • 対象

    どなたでもご覧いただけます(予約不要)

  • 費用

    無料

  • お問い合わせ

展覧会概要

本展覧会は、慶應義塾が所蔵する高橋誠一郎浮世絵コレクションのなかから喜多川歌麿と東洲斎写楽という二人の浮世絵師の魅力をお楽しみいただく企画展である。

歌麿と写楽。江戸時代後期の同じ時期を生きた彼ら浮世絵師たちのことを、我々はいったいどれくらい知っているのだろうか。両者の確実な接点、それは、彼らの版画を刊行したのが耕書堂・蔦屋重三郎という江戸の版元、つまり往時の出版社兼書店の経営者である、という事実だ。

展示では、歌麿と写楽の作品に加え、彼らのライバルにあたる同時代の絵師たちの作品や、版元蔦屋重三郎の仕事も並ぶ空間で、いわゆる寛政の改革を挟んだ前後の浮世絵画壇を紹介する。

うっとりするような歌麿による超絶の美人画に、うたかたの江戸美人たちの在りし日の姿を夢想する。あるいは、度肝を抜く奇抜な面相で攻めぬいた写楽の役者絵に、隠された絵師本人の思いを読み解きする。江戸の浮世絵を味わい、楽しみ尽くす時間に、ぜひともご来場の皆さまを誘いたい、と願っている。

 

関連プログラム
展覧会に関連したプログラムを各種予定しています。(すべて参加無料、事前予約制)
詳細はウェブサイト、SNSでお知らせします。

 

浮世絵を扱ってみよう!OBL(オブジェクト・ベースト・ラーニング)ワークショップ(仮称)
日時|8月1日(火)①10時30分~12時 ②13時~14時30分

 

留学生向けワークショップ(仮称)
日時|7月15日(火)14時~16時30分

 

ギャラリートーク
日時|①6月25日(水) 7月1日(火) 7月18日(金) 8月4日(月)
・・・各回とも12時~12時45分

当館学芸員によるギャラリートークを行います。どなたでもご参加いただけます。
当日参加も可能ですが、事前にお申込みをいただいた方から優先的にご案内します(定員:25名程度、先着順)。

 

主な出品作品(部分図)

 

1.喜多川歌麿画「婦人泊り客の図」江戸時代後期、大判錦絵三枚続(前期展示)
2.東洲斎写楽画「三代目沢村宗十郎の名護屋山三と三代目瀬川菊之丞の傾城かつらぎ」寛政6年(1794)、大判錦絵(前期展示)
3.東洲斎写楽画「三代目市川高麗蔵の志賀大七」寛政6年(1794)、大判錦絵(前期展示)
4.東洲斎写楽画「松本米三郎の化粧坂の少将実はしのぶ」寛政6年(1794)、大判錦絵(後期展示)

*[1][2]は慶應義塾蔵
*[3][4]は個人蔵

 

同時開催
ふとした点景岡崎和郎  」展
会期|[第三期]6 月 3日(火)〜8月 6日(水)
会場|慶應義塾ミュージアム・コモンズ(三田キャンパス 東別館 2階 階段踊り場)

 

主催:慶應義塾ミュージアム・コモンズ、慶應義塾大学三田メディアセンター
協力:繭山龍泉堂

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