【次回展】KeMCo新春展2025「へびの憩う空き地」

2025年の干支は「巳(み)」。細長い体にさまざまな紋様をまとい自在に動き回るへびを、人々はときに恐れ、ときに崇敬してきました。神の使い、命を司るもの、知恵者、執着の化身など、へびは洋の東西を問わず、多彩なイメージをもって文物に表されています。本展覧会では、新年の幕開けに、慶應義塾のキャンパスで文化財を巡る活動を行う部門から、「へび」にまつわる稀覯本きこうぼん、屏風、鏡、写真、装飾額など多様な作品を集め、すこし怖い、でも鮮やかなへびたちの住処にみなさまをご案内します。

 

作品| 十二支歌仙歌合色紙帖、江戸時代前期(17 世紀)、慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

  • 日付

    2025年1月9日(木)~2月7日(金)
    11:00–18:00 土日祝休館
    特別開館|1月18日(土)、2月1日(土)
    臨時休館|1月20日(月)、2月3日(月)

  • 場所

    慶應義塾ミュージアム・コモンズ(三田キャンパス東別館)

  • 対象

    どなたでもご覧いただけます(事前予約不要)

  • 費用

    無料

  • お問い合わせ

関連イベント

ギャラリートーク(要予約)
日付|2025年1月18日(土)15~16時
話者|石川 透(慶應義塾大学文学部教授)
会場|慶應義塾ミュージアム・コモンズ(三田キャンパス東別館)

 

イベント一ヶ月前よりウェブサイトにてお申し込み受付を開始します。

 

主な出品作品

1.  虫の歌合、[居初つな]筆画、[江戸前期]写、六曲一双、慶應義塾図書館
2.『博物誌』、フィリッポ・ブオナンニ、1773–1782 年刊、慶應義塾図書館、荒俣宏旧蔵 博物誌コレクション
3.「土方巽燔犠大踏鑑(付)コレクション展示即売」展記録写真、撮影者:鳥居良禅、1970年代、アート・センター 土方巽アーカイヴ
4.『余白の蛇』[I]、瀧口修造、1967年、アート・センター 瀧口修造コレクション
5.  十二支歌仙歌合色紙帖、江戸時代前期(17 世紀)、慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)
6.『俵藤太物語』、闕名撰、17世紀前半([寛永]刊)、斯道文庫
7. 政海の産物(『東京パック』2巻14号より)、1906年7月(明治39年7月)、福澤研究センター
8.  マランガン儀礼用装飾板、20世紀初頭(収集)、文学部民族学考古学専攻
9.  近江八景図柄鏡、松岡豊前守藤原政重(銘)、1700年代、慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

 

プレスリリースは こちら  

 

主催|慶應義塾ミュージアム・コモンズ
協力|慶應義塾大学アート・センター

・・・慶應義塾大学文学部古文書室

・・・慶應義塾大学附属研究所斯道文庫

・・・慶應義塾福澤研究センター

・・・慶應義塾大学三田メディアセンター

・・・慶應義塾大学文学部民族学考古学専攻

・・・慶應義塾大学文学部美学美術史学専攻

・・・(11月12日現在)

関連コンテンツ