「我に触れよ」展記録集が刊行されました

2022/04/12

 

この度、 触れよ(Tangite me):コロナ時代修復を考える』展 記録集を刊行しました。

2021年10月から12月に慶應義塾大学アート・センターおよびKeMCoで開催された展覧会から、ワークショップ、シンポジウムなどの会期中のイベントまで、レポートを掲載しています。

受取方法を直接受け取りとして会期中にご予約されている方は、お申込みされた会場窓口にてお受け取りください。また、受け取り方法をご郵送として会期中ご予約されている方へは順次発送を進めております。

 

KeMCoにて販売も行っております。また、松本工房オンラインショップNADiff a/p/a/r/t(恵比寿)、NADiff contemporary(東京都現代美術館内)、Contrepoint(水戸芸術館 ミュージアムショップ)でもお取り扱いいただいています。

ご希望の方はこの機会にお求めください。

 

※ミュージアム・コモンズ事務室(東別館4F)は平日9:00-17:00の開室です。

 

目次

はじめに

Sec.1 展覧会 触れよ(Tangite me):コロナ時代修復を考える

 展示風景、作品リスト、修復の過程を知る、技法や素材に触れる/修復の現場をのぞく

Sec.2 コロナ時代に修復を考えるためのワークショップ

 どうして残す?どのように残す?――子どもたちと修復について考えるワークショップ(橋本まゆ)

 「触れよ(Tangite me):コロナ時代修復を考える」展を終えて(宮崎安章)

 彫刻を洗って、磨いて、見る――視覚鑑賞ワークショップ(桐島美帆)

 “触覚の芸術”ってなに?(黒川弘毅)

Sec.3 シンポジウム 触れよ(Tangite me):コロナ時代修復を考える

 シンポジウムの記録

 [参加学生レポート] 近代と彫刻、現代と触覚(佐藤小百合)

 「我に触れよ」展によせて(髙橋裕二)

Sec.4 あらためて、修復について

 ケアと修復、そして鑑賞――接触をめぐって(渡部葉子)

 修復という層、堆積する解釈(長谷川紫穂)

 作品鑑賞と修復――子どもたちとのワークショップを手がかりとして(橋本まゆ)

 大学の中の「土中古」と「伝世古」(島田和)

 模してうつす――慶應義塾における美術教育を端緒に保存修復を考える(山田桂子)

 修復記録に触れる――修復ドキュメーテーションの共有化(本間友)

 作品の声に耳を傾ける――大学・学校における作品のケアと修復(桐島美帆)

Sec5. 資料編

  • 著者など

    発行:慶應義塾大学アート・センター、慶應義塾ミュージアム・コモンズ

  • 判型・ページ数

    A5/160頁

  • PDF

    英語版pdf (日本語版記録集を再編集・一部抜粋しました)

  • 価格

    2,200円

  • 発行日

    2022年3月10日

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