シンポジウム「コレクションとコモンズ:コレクションをめぐる動向」
近年の社会構造の変化や情報化の進展は、ミュージアム・ライブラリ・アーカイヴ等の文化機関におけるコレクションの管理や活用のありかたにも影響を与えています。学問領域や組織を横断して機能するプラットフォームの登場によって、「情報」としてのコレクションの可視化と共有化が進むなかで、今回のシンポジウムでは、実体物としてのコレクションに焦点をあて、その共有化をめぐる動向と課題について考えます。
たとえば、コレクションを一カ所に集めるのではなく、いまある場所での活動や人との結びつきを保ったまま、共有と活用を進めるためにはどうすればよいのか。あるいは、所有者/管理者に限らない、様々な人々が、コレクションの研究や教育、保存や活用に多様なレベルで関わる環境をどのように整えてゆけばよいのか。
このような問いを出発点として、来歴の記述、コレクションのインテグレティ、コミュニティ・アーカイヴ、ミュージアムと地域の協働といった切り口から、様々な場所における実践事例を紹介し、ディスカッションを行うことによって、これからの社会におけるコレクションの共有化について考察する端緒とします。
プログラム
13:00- 開会挨拶 赤間 亮(アート・ドキュメンテーション学会 会長)、松田 隆美(慶應義塾ミュージアム・コモンズ 機構長)
13:15- [基調講演] 渡部葉子(慶應義塾ミュージアム・コモンズ 副機構長/慶應義塾大学アート・センター 教授)
「コレクションとコモンズ:KeMCoの空き地的コレクションビルディング」
13:40- [講演] 川口 雅子(独立行政法人国立美術館本部 アート・コミュニケーションセンター(仮称)設置準備室)
「美術品の移動の記録をめぐって(仮題)」
14:10- [講演] 三島 美佐子(九州大学 総合研究博物館 教授)
「在野保存—資料の保存・継承の新たな試み—(仮題)」
14:40- [講演] 佐藤 知久(京都市立芸術大学芸術資源研究センター 教授)
「分散型地域・芸術資源アーカイブの可能性について(仮題)」
15:10-15:20 休憩
15:20-16:00 全体討論・質疑応答
16:00- 慶應義塾ミュージアム・コモンズ 見学会
いくつかのグループに分かれ、慶應義塾ミュージアム・コモンズ(慶應義塾大学三田キャンパス 東別館)の見学を行います。展覧会「書を極める:鑑定文化と古筆家の人々」、デジタル・ファブリケーションラボ「KeMCo StudI/O」を見学予定です。
日付
2022年6月11日(土)13:00-16:00 [16:00-18:00 KeMCo見学会]
場所
慶應義塾大学三田キャンパス 東館8Fホール/オンライン[ハイブリッド開催]
対象
どなたでもご参加いただけます。ご参加には事前申し込みが必要です。下記Peatixサイトよりお申し込みください。
https://peatix.com/event/3244938/2022年6月8日(水)22:00 締切
参加申込みにはPeatixへのログインが必要ですが、googleアカウントやFacebook、twitterのアカウントでもログインすることができます。
費用
一般:2,000円/学生:無料
(アート・ドキュメンテーション学会 会員・賛助会員 1,000円/学生会員 無料)お問い合わせ
お申し込みに関するお問い合わせ:
JADS年次大会実行委員会 jads_conf2022@googlegroups.com企画内容に関するお問い合わせ:
慶應義塾ミュージアム・コモンズ hello@kemco.keio.ac.jp
主催:慶應義塾ミュージアム・コモンズ、アート・ドキュメンテーション学会