ピーター・バナード
慶應義塾大学文学部准教授
1989年、アメリカ・マサチューセッツ州生まれ。ハーバード大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。慶應義塾大学文学部准教授。専門は日本近代文学、比較幻想文学論。近代英米文学と日本近代文学における「田舎ゴシック」言説を研究対象として、泉鏡花やM・R・ジェイムズ、H・P・ラヴクラフトについて研究している。また、近代日本におけるゴシック翻訳論という視点から日夏耿之介にも関心を持っている。訳書にA Bird of a Different Feather: A Picture Book(泉鏡花著・中川学画)、日本語論文に「婬賓怕客説――永井荷風「来訪者」の怪奇性をめぐって」(『三田文學』135号)など。