KeMCo Staircase Lab. 「社会学と歩こう」

Staircase Lab 社会学と歩こう

KeMCo Staircase Lab.は、慶應義塾の様々な教室とコラボレーションし、ミュージアムとの関わりが少ない専門領域の学生や人々とミュージアムを、階段のように繋いでいくプロジェクトです。
第1回企画では、法学部政治学科の笠井賢紀研究会と共同した展示「社会学と歩こう」を開催します。

 

「社会学と歩こう」
社会学を学ぶ学生には、ミュージアムに縁が無いと考えている人が多いですが、場所や記憶を取り扱う領域においては、ミュージアムと近接しています。また、多様な属性を有する人びとが集まるミュージアムという場だからこそ、人々の相互行為を分析する社会学を実践できるとも言えます。本企画では社会学の理論を、キャンパスを舞台にした実際の調査に当てはめ、その成果を共有するとともに、来館者も実践の一端を体験できる、インタラクティブな展示を行います。

Instagram: kasaiseminar_exhibition (https://instagram.com/kasaiseminar_exhibition)

  • 詳細

  • 日付

    12月11日(月)〜12月23日(土)11:00-18:00(12月16日・17日 休館)

  • 場所

    慶應義塾ミュージアム・コモンズ(三田キャンパス 東別館) Staircase(1F〜3F)

  • 対象

    予約不要・どなたでもご参加いただけます

  • 費用

    入場無料

  • お問い合わせ

    法学部笠井賢紀研究会 展覧会企画班
    2023-sociology-exhibition-group@keio.jp

KeMCo Staircase Lab.とは

KeMCo Staircase Lab.は、学内の様々な領域の教員と、その教員が指導する学生とコラボレーションし、ミュージアムは自分たちのものではないと思っている専門領域の学生や、その周辺の人々をミュージアムに招き、ミュージアムでの活動との関わりに接続していく展示企画です。

それぞれの専門領域における研究教育実践を、通常行われている論文や口頭発表ではなく、空間のなかで展開させることによって、新たな気づきを得るとともに、物理的なモノのもつ力や、ミュージアムという場所のもつ特性を伝えることを目的としています。

 

「社会学と歩こう」企画趣旨

社会学を学ぶ学生には、ミュージアムに縁が無いと考えている人が多いですが、場所や記憶を取り扱う領域においては、ミュージアムと近接性があると考えています。また、多様な属性を有する人びとが集まるミュージアムという場だからこそ、人々の相互行為を分析する社会学を実践できる場であるとも感じています。

そこで私たちは、ゼミで学んだ社会学の理論を、キャンパスを舞台にした実際の調査に当てはめ、その成果を共有するとともに、来館者も実践の一端を体験できる、インタラクティブな展示をしたいと考えています。本企画の目的は大きく3つあります。

 

1キャンパスでの学生生活を1つの社会として分析する
2 特に場所と人々の相互作用に関する理論を紹介する
3会場やワークショップにおいて人々の間の相互行為を生み出す

 

来館者にとっても身近だろう三田キャンパスを題材に、社会学のおもしろさを伝え、ミュージアムという場を通じて学問と日常との連続性を感じてもらえればと思います。

 

主催等
慶應義塾ミュージアム・コモンズ、法学部政治学科 笠井賢紀 研究室(担当:本間友、笠井賢紀)
助成:慶應義塾大学2023年度次世代研究プロジェクト推進プログラム(タイプC)「地域社会の総合的調査の体制確保に向けた方法論の探求」(研究代表:笠井賢紀)