アーカイヴ公開:考古学と現代美術をめぐるミニトーク 安藤広道(慶應義塾大学文学部教授)×山田健二(美術家)
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2023年4月14日(金)、展覧会「構築される『遺跡』:KeMCo建設で発掘したもの・しなかったもの」の関連イベントとして、「考古学と現代美術をめぐるミニトーク 安藤広道(慶應義塾大学文学部教授)×山田健二(美術家)」を開催しました。
本展覧会企画者の安藤氏は、展覧会の概要についてお話いただくとともに、「発掘しなかったもの」に光を当てる今回の展覧会はある意味野心的で問題提起となるのではないかと語っていただきました。山田氏にはKeMCo1階エントランスにて特別公開している「Mita Intercept_」のプロジェクト誕生に至るまでの経緯や、制作の過程をお話いただきました。
学術的な正しさを追求していくのは大切なことではある一方で、そればかりになってしまうのは寂しいことであり、安藤氏は「Mita Intercept_」の中で行われたような遺物を前に空想も交えた語りは学術の側にも還元される物があるのではと語りました。山田氏も安藤氏の言葉には驚きを覚えつつもあらためて作品を制作した意義を感じた点を言葉にしました。話題は様々に展開し、「考古学×現代美術」の新しい可能性と広がりを期待させるトークとなりました。
トークの様子はアーカイブ配信にてご覧いただけます。
考古学と現代美術をめぐるミニトーク 安藤広道(慶應義塾大学文学部教授)×山田健二(美術家)
日時:2023年4月14日(金)19:00-20:30
場所:慶應義塾大学三田キャンパス東館 6F G-Lab
登壇者:
安藤広道(慶應義塾大学文学部 教授)
山田健二(美術家)
モデレーター:本間友(慶應義塾ミュージアム・コモンズ 専任講師)