『慶應義塾名品撰』が刊行されました
2020/11/24
この度、コレクションブック『慶應義塾名品撰』を刊行しました。
本書は、国宝・重要文化財にはじまり、書籍、絵画から彫刻、建築に至るまで、慶應義塾が所蔵する文化財のなかから100点を選んで掲載した、初めてのコレクションブックです。慶應義塾の創立期から現代への流れのなかで、文化財の収集、慶應義塾と芸術家の関わり、キャンパスの歴史が辿れるような章立てになっています。
目次
ご挨拶
Ⅰ. 国宝・重要文化財
Ⅱ. 近代のいぶき
Ⅲ. 慶應義塾をめぐる人々
Ⅳ. キャンパスの記憶
Ⅴ. 学び舎を彩る
Ⅵ. アートをひらく
「慶應義塾をめぐる人々と蒐集 高橋誠一郎浮世絵コレクション」(内藤正人)
「慶應義塾の新しいコレクション センチュリー・コレクション」(佐々木孝浩)
「世界に誇る慶應義塾のコレクションⅠ. 和漢の貴重書」(佐々木孝浩)
「世界に誇る慶應義塾のコレクションⅡ. 西洋の貴重書」(松田隆美)
「3つの青年象をめぐって ―キャンパスにある美術品の歴史と保存」(渡部葉子)
主要参考文献
慶應義塾と展覧会
慶應義塾名品撰 作品リスト
掲載作品(一部)
秋草文壺 (平安時代(12世紀))
慶應義塾図書館(現・図書館旧館) (曾禰中條建築事務所、1912年竣工)
福澤諭吉ウェーランド経済書講述図 (安田靫彦、1904年頃)
手古奈 (北村四海、1909年)
旧ノグチ・ルーム(三田キャンパス第二研究室談話室) (建築設計:谷口吉郎 談話室デザイン:イサム・ノグチ、1951年竣工)
憩うサルタンバンク (パブロ・ピカソ、1905年)
慶應義塾志木高等学校 壁画 (大山エンリコイサム、2003年)
著者など
発行:慶應義塾
編集:慶應義塾ミュージアム・コモンズ
判型・ページ数
A4/上製/216頁/函入り
PDF
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価格
4,000円(税込)
発行日
2020年10月30日