池谷のぞみ

ミュージアム・コモンズ機構長/慶應義塾大学文学部教授

人々のさまざまな営みを,営みに関わる人々の視点から理解することにこだわるエスノメソドロジーという学際的なアプローチをとって研究をしています。人々が想起もしくは共有する知識を実践から切り離さずに理解することで,組織や集団における知識の共有や創造,継承などの問題を考察することに関心があります。KeMCoのスタッフの方々とのやりとりを通して視野を広がることを楽しみにしています。『エスノメソドロジー・会話分析ハンドブック』(共編著, 新曜社, 2023年),『図書館は市民と本・情報をむすぶ』(共編著, 勁草書房,2015年)など。