廣海伸彦
出光美術館主任学芸員
2008年から出光美術館の学芸員として勤務。江戸時代の絵画史をめぐる調査・研究にたずさわっている。また、展示の政治学や絵画作品の保存修理にも関心がある。最近の論文では、岩佐又兵衛や肉筆浮世絵について考察している。これまでに「狩野派―画壇を制した眼と手」(2020年)、「勝川春章と肉筆美人画―〈みやび〉の女性像」(2016年)、「源氏絵と伊勢絵―描かれた恋物語」(2013年)などの展覧会を企画。著書に『岩佐又兵衛全集』(共著、藝華書院、2013年)、『造形のポエティカ』(共編著、青簡舎、2021年)などがある。