中村健太郎

帝京大学短期大学人間文化学科講師/國學院大學文学部兼任講師/大東文化大学書道研究所兼任研究員

古筆切をはじめとする日本の書跡資料を研究対象とする。特に、近世禁裏文化圏内の書道や伝統文化に関心を持ち、歴代天皇の御宸翰や有栖川御流、冷泉流書道、入木道伝授と書道故実、古筆鑑定や古筆見、極札や折紙などの鑑定文書の調査研究を継続している。大学共同利用機関法人人間文化研究機構国文学研究資料館機関研究員を経て、現職。国文学研究資料館では、特別展や企画展、常設展示に携わり、ユネスコ世界記憶遺産にも登録される国宝「御堂関白記」をはじめ、多くの国宝や重要文化財を含む書跡資料の展示業務に従事する。研究のかたわら、和歌や茶の湯、聞香、華道、衣紋道、蹴鞠などの伝統文化を友人や家族と楽しみながら実践中。

 

知られざる「古筆見」の内幕 

数百年前の古典籍の断簡 帝京大学

『陽明文庫展』国宝の魅力を担当する面白い先生たち

    関連コンテンツ