KeMCo講座 ミュージアムとコモンズ

ミュージアム・コモンズ設置講座として、2020年度からKeMCo講座を開講しています。

 

 

本講義の履修を希望する方は、ガイダンスへの参加またはオンデマンド配信を視聴する必要があります。

 

ガイダンス日時:

2022年3月30日 (水)5限 南校舎435教室

対面およびオンライン(リアルタイム/オンデマンド配信予定)/Zoom

2022年度KeMCo講座 ガイダンス映像

履修を希望する学生は、ガイダンス映像を確認の上、4月3日(日)までに、下記フォームより事前エントリーを行って下さい。

https://forms.gle/QVYdd24hJXxqn2Ha9

※ 履修登録の可否について、4月4日(月)中に、登録したメールアドレス宛てにご連絡します。

 

2022年度のKeMCo講座

水曜5限 三田キャンパス

私たちの周囲にあるモノ(オブジェクト)は、それぞれに異なる形をもち、さまざまな意味や歴史を内包しています。そして、オブジェクトをどのように捉え、そこからなにを見いだすかは、相対するひと毎に異なり、オブジェクトはインタラクションの度に違う姿を見せます。本講義のフィールドは、「さまざまなコミュニティが作品を起点として交流し、実空間とデジタル空間が接続する場」として設計された、慶應義塾のミュージアム「ミュージアム・コモンズ」です。オブジェクトを前にした実習、ディスカッションやデジタル・ツールを使ったクリエイションを交えながら、対象をオブジェクトとしてみる視座について考察し、フィジカル/デジタル・オブジェクトとのインタラクションについて学びます。

本講義は、対面での開講となります。希望者多数の場合は選抜を行う予定です。
「ミュージアムとコモンズⅠ(春学期)」受講希望者は、ガイダンスに出席し、4/3(日)までに事前エントリーしてください。

 

春学期

ミュージアムとコモンズⅠ フィジカル/デジタル・オブジェクトとのインタラクション」

 

ミュージアム・コモンズでの展覧会や、三田キャンパスの文化財を活用しながら、Object-based Learning の手法を実践的に学ぶとともに、メディアとアート、デジタル・アーカイヴなどのトピックを通じて、フィジカル/デジタル・オブジェクトの境界についてディスカッションします。

※受講希望者は、ガイダンスに出席し、4/3(日)までに事前エントリーしてください。

 

授業の計画:

第 1 回 オブジェクトとのインタラクション(イントロダクション)

授業の進めかた、全体テーマの確認。

第 2 回 オブジェクトを/から学ぶ:Object Based Learning(OBL)入門 ①

OBLとは何か。アート・センターの展覧会を訪問し、展示されている作品を観察しながら、OBLの初めの一歩を学ぶ。

第 3 回 オブジェクトを/から学ぶ:Object Based Learning(OBL)入門 ②

OBLとは何か、前回の見学を踏まえてディスカッションする。

第 4 回 アーカイヴでオブジェクトとインタラクトする ①

アート・センターアーカイヴを訪問し、OBLの実習を行う

第 5 回 アーカイヴでオブジェクトとインタラクトする ②

アート・センターアーカイヴを訪問し、OBLの実習を行う

第 6 回 展覧会でオブジェクトとインタラクトする:「書を極める」展 ①

ミュージアム・コモンズの展覧会「書を極める」を見学し、OBLのワークを行う。

第 7 回 展覧会でオブジェクトとインタラクトする:「書を極める」展 ②

ミュージアム・コモンズの展覧会「文字景」を実際に見学し、OBLのワークを行う。

第 8 回 オブジェクトの視座:「書物」をオブジェクトとして見る

様々なメディウムの文化財をオブジェクトとして見る視座について、「書物」を例にとって考える

第 9 回 デジタル・ワールドでオブジェクトとインタラクトする

デジタル技術に根ざしたオブジェクトとのインタラクションについて学ぶ。

第 10 回 ミュージアムにおけるデジタル・インタラクション ①

デジタル技術を活用したミュージアムにおけるオブジェクトとのインタラクションを考える。

第 11 回 ミュージアムにおけるデジタル・インタラクション ②

デジタル技術を活用したミュージアムにおけるオブジェクトとのインタラクションを考える。

第 12 回 メディアとアート:デジタルと表現、マテリアリティの展開 ①

現代アートにおけるデジタル・テクノロジー/メディアとの融合の軌跡を概観し、メディアアートを中心としたデジタルと表現に見られるインタラクションについて学ぶ。

第13回 メディアとアート:デジタルと表現、マテリアリティの展開 ②

前週を踏まえて、アートとデジタル・テクノロジー/メディアについてのディスカッションを行う。

第14回 ディスカッション・まとめ

 

秋学期

ミュージアムとコモンズⅡ フィジカル/デジタル・オブジェクトとのインタラクション」

 

ミュージアム・コモンズでの展覧会や、三田キャンパスの文化財を活用しながら、Object-based Learning の手法を実践的に学ぶとともに、メディアとアート、デジタル・アーカイヴなどのトピックを通じて、フィジカル/デジタル・オブジェクトの境界についてディスカッションします。

 

授業の計画:

第 1 回 オブジェクトを/から学ぶ:Object Based Learning(OBL)

授業の進めかた、全体テーマを確認するとともに、Object-based Learningについて学ぶ

第 2 回 オブジェクトの視座:現代美術をオブジェクトとして見る

様々なメディウムの文化財をオブジェクトとして見る視座について、「現代美術」を例に考える

第 3 回 展覧会でオブジェクトとインタラクトする:現代美術 ①

ミュージアム・コモンズの現代美術展を実際に見学し、OBLのワークを行う。

第 4 回 展覧会でオブジェクトとインタラクトする:現代美術 ②

ミュージアム・コモンズの現代美術展を実際に見学し、OBLのワークを行う。

第 5 回 オブジェクトとメディアそしてナラティヴ

前週までのワークを踏まえ、現代美術におけるオブジェクト・メディア・ナラティヴの関係について考える

第 6 回 オブジェクトの視座:デジタルデータをオブジェクトとして見る

高度に情報化された社会のなかで、オブジェクトはどのように発展し、あるいは変容していくのか。最先端の研究動向を交えて、実空間とデジタル空間が「繋がる」ことで生じた事象・変化を概観しつつ、その可能性を展望する。

第 7 回 デジタルデータとオブジェクト ①

文化財の記録・保存目的のみならず、VRやARをはじめとするヴァーチャル・ミュージアムでの活用も進んでいる三次元(3D)表現。本回では、3Dの可能性について、受講生とともに考究する。

第 8 回 デジタルデータとオブジェクト ②

文化財をはじめ、人類数千年の歴史のなかで蓄積されたきたモノ・コトは、如何にして共有されえるのか。ミュージアム・コモンズでも取り組んでいるLinked Open Data(展開)を軸に、グローバルなデータ空間の仕組みと利活用について学ぶ。

第 9 回 ライブラリでオブジェクトとインタラクトする:三田メディアセンター貴重書室を訪ねる ①

メディアセンター貴重書室の洋書コレクションを対象にディスカッションする。

第 10 回 ライブラリでオブジェクトとインタラクトする:三田メディアセンター貴重書室を訪ねる ②

メディアセンター貴重書室の和書コレクションを対象にディスカッションする。

第 11 回 オブジェクトとインタラクトするためのシートを作る

Object-based Learningで用いるシートを設計する。

第 12 回 展覧会でオブジェクトとインタラクトする:「KeMCo新春展 2023」①

ミュージアム・コモンズの展覧会を実際に見学し、前回授業で作成したOBLシートを使ってワークを行う。

第13回 展覧会でオブジェクトとインタラクトする:「KeMCo新春展 2023」②

ミュージアム・コモンズの展覧会を実際に見学し、前回授業で作成したOBLシートを使ってワークを行う。(ディスカッション)

第14回 まとめ

 

 

担当教員:

本間 友松谷 芙美宮北 剛己渡部 葉子長谷川紫穂

 

※ 受講希望者は、ガイダンスに出席することを原則とします。出席できない場合は、ガイダンスの映像を後日公開するので、内容を確認の上受講してください。

※ 本設置講座は、慶應義塾大学学部、研究科の正規在籍者のみを対象としています。学外の方の履修・聴講はできません。