【アーカイブ公開中】【トーク・イベント】エフェメラの住み処:ライブラリー、ミュージアム、アーカイヴ
展覧会のチラシやポスターのように⻑期的な使⽤や保存を本来の⽬的とせず、安価で⼀時的なものとして普及する印刷物を「エフェメラ」と呼びます。それらは限られた期間で消えゆくものとして「ephemera=1⽇だけの、短命な」の⾔葉が与えられますが、出来事や時代の空気を伝える重要なアイテムでもあり、蒐集の対象ともなってきました。
慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)では、2024年3⽉から特に美術領域における「エフェメラ」に焦点を当てた展覧会を企画し、それに先駆けトーク・イベントを開催いたします。
トーク・イベントでは、ライブラリー、ミュージアム、そしてアーカイヴといった異なる⽂化施設・領域からみた「エフェメラ」の位置付けと、それらをめぐる今⽇的関⼼について議論していきます。
日付
2023年9月16日(土)13:30–15:30 *開場13:00
場所
慶應義塾大学三田キャンパス G-lab(東館6階)
対象
どなたでもご参加いただけます(要予約)
*ご予約は Peatix からお願いいたします。費用
無料
お問い合わせ
登壇者
山田 志麻子(うらわ美術館)
北村 智仁(東京都立図書館)
渡部 葉子(慶應義塾大学アート・センター/KeMCo)
プログラム
13:00– 開場
13:30– 開会のご挨拶
13:35–14:20
エフェメラとライブラリー(北村智仁)
エフェメラとミュージアム(山田志麻子)
エフェメラとアーカイヴ(渡部葉子)
14:20– 休憩
14:30–15:30
ディスカッション
Q&A
トークの様子はYouTubeからアーカイヴ配信をご覧いただけます。(公開は2025年3月末まで)
* Japan Cultural Research Instituteでは、2023年5月に書籍『ephemera』を刊行いたしました。
美術家のアーカイヴの構成資料の中心であるエフェメラについて、7人の方に論考を寄せていただき本としてまとめた一冊です。
会場での販売を予定しておりますので、ご希望の方はこの機会にぜひお求めください。
* また当日会場では、トーク・イベントの前後に小展示をご覧いただけます。
* その他詳細はKeMCoウェブサイトでお知らせしてまいります。最新の情報はこちらでご確認ください。
共催
慶應義塾ミュージアム・コモンズ
特定⾮営利活動法⼈ Japan Cultural Research Institute