FutureLearn|旅する書物:日本とヨーロッパの歴史のなかで
ヨーロッパと日本の書物の歴史において、互いの文化が影響し合ったことはおそらく15世紀まではなかったでしょう。しかし16世紀半ばにイエズス会の宣教師が日本に初めて活版印刷をもたらすと(地域は限定的ですが)その状況は一変します。このコースではこの歴史的な邂逅を出発点として、日本とヨーロッパの書物が数百年にわたりどのような旅をして、文化的交流を促進してきたのかを検討します。書物は時空を超えて移動し、伝播する文化財です。そうした書物に読者やコレクターたちが残した痕跡から歴史を紐解く面白さを学びます。このコースを通して、モノとしての本がデジタル社会においてもなぜ意義を持つのか理解するようになるでしょう。
詳細
日付
英語版は2022年6月27日(月)より開講中
日本語版は2022年秋リリース予定場所
オンライン
対象
どなたでも受講できます
費用
無料
お問い合わせ
慶應義塾デジタルメディア・コンテンツ統合研究センター
学習時間目安
3週間(3時間/週)
※FutureLearnとは
2012年に英国のOpen University によって設立されたFutureLearn は、ソーシャルラーニング(学習者同士の学び合い)を重視したオンライン教育プラットフォームです。2021年現在、約1700万人以上の学習者が登録・受講しています。
慶應義塾大学は2016年から日・英両言語で講座を配信しており、2022年5月現在9つの講座を公開しています。