開催報告:シンポジウム「我に触れよ:コロナ時代に修復を考える」

 

2021/11/12

 

2021年11月6日(土)、展覧会「我に触れよ:コロナ時代に修復を考える」の関連企画の一つとして、「シンポジウム|我に触れよ:コロナ時代に修復を考える」がオンラインにて開催されました。

シンポジウムは池田理事(慶應義塾常任理事)の挨拶から始まり、第1部では「ケアをする手」と題し伊藤亜紗氏(東京工業大学)、「見出し、ケアし、伝える」と題して渡部葉子(慶應義塾大学アート・センター/慶應義塾ミュージアム・コモンズ)が登壇し、触覚を元にした人間関係、美術作品の修復について発表されました。

第2部では黒川弘毅氏(武蔵野美術大学/ブロンズスタジオ)、髙橋裕二氏(ブロンズスタジオ)、宮﨑安章氏(修復研究所二十一)の3名の修復の専門家から、慶應義塾内外のさまざまな美術作品の修復の検討から実践まで具体的な事例などを交えながら語っていただきました。後半の第3部のディスカッションでは、「触」という観点から活発な意見交換が交わされました。

 

YouTubeからアーカイブ配信をご覧いただけます。

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