慶應義塾大学アート・センター展覧会
アート・アーカイヴ資料展XXVI
飯田善國 ── 時間の風景
三田キャンパスで開催されております「アート・アーカイヴ資料展XXVI」をご紹介します。
みなさま是非ご来場ください。
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飯田善國(1923-2006)は、色とりどりのロープとステンレスを組み合わせた立体作品や、周囲の風景を映しながら動くステンレスのモニュメンタルな作品で知られる彫刻家です。
本展では所管するアーカイヴの中から、飯田がプロデューサーとして腕を振るった1969年の「国際鉄鋼彫刻シンポジウム」に関する資料を展示します。このシンポジウムでは招聘された各国の芸術家が、鉄工所の協力を得ながら現代を象徴する素材である鉄を用いた作品を制作しました。これらの作品は、文明の最先端を示すと同時にそれに対する批判も含むという意義を有するだけでなく、翌年に大阪で開催された万国博覧会の会場に設置されたという意味においても、戦後現代美術の展開に大きな足跡を残しました。本展では、当時の飯田や他の芸術家の様子を、写真を中心に振り返ります。
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詳細
日付
2024年5月27日(月)〜7月26日(金)11:00–18:00
土日祝・休館場所
慶應義塾大学アート・センター(三田キャンパス南別館1階アート・スペース)
対象
どなたでもご覧頂けます
費用
無料
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター
Tel 03-5427-1621ac-tenji@adst.keio.ac.jp