Research and Development

文化財を対象とする研究を展開すること、生み出された研究資源を蓄積し相互に接続することがミュージアム・コモンズの役割です。さまざまなコレクションが交差する場として、領域横断的な研究の展開、多様な研究成果の受発信を支えます。

DiHuCo for Data Platform

日本を含む東アジアは、漢字をはじめとする様々な文字で書かれたテキストを通じて社会や文化を育んできたという歴史的な側面を持っています。データ駆動型研究をはじめとするデジタル化が進展する学術研究の世界でそうしたテキストを俎上にのせていくことは喫緊の課題となっています。
DiHuCo for Data Platformでは、すでに欧米で先行するTEI (Text Encoding Guidelines) ガイドラインを踏まえ、東アジアテキスト資料においてそれを実現するためのテキストデータモデルの構築と、それに基づくユースケースの開発と共有に取り組みます。

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デジタル・コモンズ・プロジェクト

「ミュージアムに関わるデジタル・コレクションを、社会の幅広いコミュニティの成員と共同的に構築し、その活用を進展させてゆく方法を検討する」ことを目的とするプロジェクト。
2023年から2025年の3年間は、電気通信普及財団のネット社会課題対応援助プログラムの支援のもと、プロジェクトの第一フェイズとして、デジタル・コモンズの活用・構築のためのリテラシー学習プログラム設計に取り組んでいます。