大石和欣

東京大学総合文化研究科教授

専門はロマン主義を中心とした、18世紀から19世紀におけるイギリスの文学の社会史的研究。著書に『家のイングランド - 変貌する社会と建築物の詩学』(名古屋大学出版会、2019年)、編著に『コウルリッジのロマン主義-その詩学・哲学・宗教・科学』(東京大学出版会、2020年)、Coleridge, Romanticism, and the Orient: Cultural Negotiations (Bloomsbury, 2013)。ロマン主義研究と並行して、近代ロンドンの表象と文学との相関性を検証すると同時に、18世紀末から19世紀半ばにかけての「共感」の歴史的・思想史的な布置を明らかにしながら、その位相を文学作品のなかに辿っている。

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