デジタルツール

展覧会、授業やイベントでの体験にデジタル技術を重ねあわせることによって、文化財情報への多彩なアクセスポイントを提供します

文化財とデジタル技術

KeMCoでは、さまざまなデジタル技術を活用し、文化財情報へのアクセスを拡張する仕組みを開発しています。

 

文化財は、その成立にかかわる歴史を内包しています。さらに、その背後には、文化財と接することによってうまれる、ひとの活動(研究・教育・鑑賞・創作など)や、ひとのつながりが潜んでいます。 文化財を構成する意味のレイヤーは複層的で、日々刻々と変化し、いつも新しい解釈や活動に対して開かれています。

 

KeMCoでは、この多様で変幻自在な文化財の—アナログの—世界に、デジタル技術を重ね合わせることにより、文化財のもつ複層的な意味レイヤーを可視化し、共有可能にすることを目指しています。

Ask KeMCo

展覧会×LINE Bot×作品情報

慶應義塾で開催されるイベントの情報や、展示作品の情報などをお知らせする LINE アカウント「Ask KeMCo」を開設。気に入った展示作品の番号をトークに入力すると、作品の画像と詳細な解説が送られてきます。送られてきた作品情報は、LINE上で友人にシェア可能です。Ask KeMCoは「気に入った作品を持ち帰る」新しい方法を提案しています。

KeMCoの
デジタル・アーキテクチャ

KeMCoのデジタル・アーキテクチャは、作品を起点とした新しい学びと交流のプラットフォームとして機能します。

ミュージアム・システム、KeMCoアグリゲーター、エクスペリエンス の3つのレイヤーで構成され、慶應義塾の文化財や学術資料のポータルを形成します。また、国内外の大学ミュージアム、美術館、博物館のオープンデータと接続することにより、文化財のグローバル・ネットワークに参加することを目指しています。